menu

木の香り工房
・木の香り工房の紹介
・木製品の知識
・木製品販売

森の授業
・森のチカラ
・山のチカラ
・木のチカラ
・木と生活
・木とその種類

体験授業
・木の香り工房見学会


・木の香り工房の予定表



・森の学校の仲間たち

ホーム

日本の森
 森林を通じて日本文化をみてみると、根底には縄文時代からのアミニズムが流れている事に気づきます。
 日本人は、縄文時代から、すさまじい精気をはらんで力一杯生きていると感じる森林との出会いにおいて、森林のなかに神秘性を見出し、森林を単なる「森」としてはみていませんでした。

 そして、その思想は脈々と日本人の心の中で受け継がれ日本文化は日本人のアニミスチックな自然美感を基盤として形成されてきました。
森1 森2 左:智頭杉の森
右:智頭町の花
「どうだんつつじ」

 日本人の生活に直接かかわりの有る自然を「風土」といいますが、森林はそれぞれの風土に対応してそれぞれ個性的な姿を示しています。そのような自然に接していた日本人は、自然性が高く、風土性の高い日本文化を創り上げてきました。自然から生まれて自然に帰っていくと考える日本人の人生が、自然を友として生きることを理想としていました。

 そして、四季の移り変わりのなかでの森林の美しさが、日本人の花鳥風月を愛でる心を育み、当然のこととして、森林との共生を続けてきました。

森の中の空気
 森の中の空気は、森林が防音、気象緩和、塵埃(じんあい)吸着、汚染物質吸着、酸素供給・二酸化炭素吸収、風致・景観保持、外来種阻止、水質保全、水蝕防止、洪水防止、山崩れ防止などの効用を持っていることはよく知られています。

 森の中に入ると、一種の馥郁(ふくいく)とした香り(芳香性の微細物質であること)がします。この香りはテルペン系の物質を中心としたものなのです。

 テルペン系の物質は、不飽和炭水化水素の一つの群れであり、このうちモノテルペンは約380種、セスキテルペンは1000種、ジテルペンは650種ぐらいが現在よく知られていて、それらの数は年々増えています。
 これらのテルペンは植物の花や葉、あるいは枝や幹から得られる精油の中にたくさん含まれていて、皮膚刺激剤、消炎剤(炎症を治す葉)、緩下剤(中程度の下剤)、消毒薬などに多く使われ、昔から、気管支、尿路感染病の薬剤として広く利用されていました。テレビン油は刺激剤、マユツバ油やユーカリ油は去痰剤、ブナ油は利尿剤、クロモジ油は水虫薬としてよく知られています。

森4

森林浴効果
 森林の空気を浴びることで、重要な効用を発揮できることをご存知でしょうか?
 健康維持していくには、以下の3つの原則が満たされてなければなりません。

バランスのとれた栄養を摂ること
 労働と休息の正しい配分をすること 
身体の鍛錬をすること

以上の3つであり、1番目と2番目の原則は全て自然環境が深く関っています。休息とは、バッテリーにたとえれば充電である。エネルギーをため込む同化過程でもあります。

森3  一日のうちの休息は家庭における睡眠が主要なものですが、週末や連休、さらには夏季休暇となれば、その充電を効果的なものにするために、新鮮な空気に満ちた自然環境の海、森林、山岳、温泉といった中で、ゆったりとした気分で休息したいと誰もが考えるのではないでしょうか。また、こうした自然の中で運動をし、あるいは、気象の刺激を皮膚粘膜を通して積極的に立ち向かう気力を高揚させることによって、新しい、一歩階段の向上した身体の機能水準へと高まっていくようになるのです。

 こうしたことによって私たちの健康が保たれるというわけです(心身に一定の健康状態がもたらされる)。
 このような自然環境を考えるとき、森林が、欠くことの出来ない要素となることはいうまでもありません。森林環境は、神経系に一定の効果を及ぼします。森林中の空気の浴び方の一つは、森林中での休息です。

 生理的リズムを無視し、焦燥と緊張を強いる日常のせわしない時間の流れ、騒音・振動と過度の視聴覚刺激の氾濫する都市空間を離れ、密集と非人間的な環境から脱して、森林のさわやかな環境に身をおくことは、人間に安らぎを与えます。

E-mail: info@kino-kaori,com