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安心の木「スギ」
 日本人の色彩感覚でいちばん落ち着いて見える色として、うすいグレー、ベージュ、わさび色、肌色などがあげられます。これらは日本建築に使われている木や畳の色で、茶室の中の色彩を思い浮かべてもらえばよく理解できると思います。

 このような日本人が落ち着くと感じる色彩感は、反射率でいえば、50%を基準にしています。人間の肌色がちょうど反射率50%であり、日本人にとっては日本人の肌の色に近い色がいちばん落ち着くというわけです。
 壁はベージュで柱はヒノキ、スギの天井、畳の色、そしてアクセントとして使っている障子の白などに囲まれた茶室の中の色彩がいちばん落ち着く空間であることになります。

スギ1 スギ2 スギ3
 では、反射率50%のものとはどんなものなのでしょうか。木材でいえばマツが61%、ヒノキが53%、スギはちょうど50%、ポプラが47%です。要するに、日本人の肌の色の反射率を持つスギの色がいちばん落ち着いて案じられるという訳です。白くペイントした壁は反射率75%で落ち着かないし、コンクリートの壁は反射率は50%に近いけれどイメージとしてはやはり冷たく感じます。
 しかし、そんな落ち着かない空間でも、スギのテーブルを置くとか、スギでつくった遊具やおもちゃを並べることで、落ち着いた空間を演出することができます。

 生き物である木から受ける安心感や、木のもつ暖かさ、優しさなどのイメージのなせる技なのです。日本人の好みにあった色彩をもっているスギをもっともっと室内に置くことにより、落ち着いた暖かみの有る空間が演出できるのだから、スギをたくさん使って、皆さんもいい家具や遊具を創ってみては如何でしょうか。

 和室はすべて針葉樹で作られていて、広葉樹を使うことはまれです。針葉樹の木部は仮導管が90%以上占めています。そのため、白木のままでも美しく、絹の肌のような光沢とうるおいがあります。針葉樹の代表はヒノキ、スギですが、その香りは格別で、それもまた人間にとって同系色調和です。

 人間にとって同系色が快いのは、同系色の中にいれば敵から身を護れるという人間の本能からの安心感がそうさせているのでしょうか。

E-mail: info@kino-kaori.com